ロベルトフォリオ

ブログは人生の備忘録である。

ロベルトの半生~嘘つき小僧がバカ正直な大人になるまで~3

 

皆さん小学校の頃ってスポーツとか習い事とかやってました?

私ことロベルト少年も小学生時代はそれなりに習い事をやらせてもらっていたものです。

アイスホッケーと英語教室。

これはホントですよ?

私には兄が四人もいてみーんなアイスホッケーをやってました。

英語教室は私と一つ上の兄だけ。

アイスホッケーはちょっとマイナーですけど心身共に鍛えられるスポーツですし、英語なんかは今では最早習ってて当然な程浸透してきてますよね。良い習い事です。

私の両親は約三十年も前から教育についてはしっかり未来を見据えていたのだと思います。すげえな。

こんな良い習い事をさせてもらって兄弟皆真面目に取り組んでいました、

と思ったらここで登場根性無しのロベルト君。

アイスホッケーは始めて一年経ったぐらいで練習がキツいからと親に相談する前に勝手に自分で監督に辞めるって言いに行っちゃいました。

この行動力が何故努力に繋がらないっ。

もちろん呆れた監督から直ぐ様私の両親に連絡がいってそこで特に説得される事も無く退部が決まりましたのでこっぴどく怒られましたとさ。

続いて英語教室。

この教室は一つ上の兄の同級生の家でされてまして。

兄の同級生ご家族とどんな関係だったのかは知りませんが外国人の先生が個人で開いてる教室だったのですよ。

もちろん私達兄弟以外にも生徒がいるんですがまあ総勢五、六人くらいだったか。

私がそこを辞めた理由はとても下らない理由で、クリスマスに生徒達と先生とでに集まって教室内でパーティーを開いたんです。

そこでなんと先生が生徒皆にプレゼントを用意してくれていて、皆声を上げて喜んでたんですけど問題はその中身。

兄達男子が先にプレゼントを開けると中身はなんと吸盤付きの矢を撃てるおもちゃの銃

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すげえ!こんなのもらえるの!?

もうテンションは最高潮でした。

子供心をくすぐるプレゼントにはやる気持ちを抑えられず私も急いで箱を開けました。

その中身はもちろん兄と同じカッコいい銃。

ではなく。


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まあまあなサイズのゴリラのぬいぐるみでした。

なんでやねん。

ロベルト少年の心はジェットコースターのようにまっ逆さまに落ちる。

あの時程落ち込んだ事は今まで生きてきてきっと無かったんじゃないかと思います。

あまりのショックにプレゼントも放って教室を飛び出して家に帰った私は

「もう英語教室行かない」と親に告げ本当に辞めてしまいました。

ゴリラは兄がちゃんと持って帰って来ました。

 

こうしてロベルト少年は習い事という親からの寵愛を自分で捨ててしまう訳ですがここからが当時嘘つき少年として名を馳せたロベルト君の本領発揮。

なんと普段の学校生活の中ではクラスメイト達にアイスホッケーやってるんだ英語習ってるんだと嘘をついて自分を大きく見せ続けていたのです。

周りはどこまで信じていたのかわかりませんが嘘は話せば話すほど中身に具体性が無くなっていくものなので大体バレてたでしょうね。

その証拠に高学年に入る頃には遊んでくれる子めっちゃ減ってましたもん。

辛い事からすぐ逃げるロベルト君は自分のせいで失った信用や悪くなった印象を嘘で塗り潰そうとする子でした。

悪い子だね全く。

そんな嘘ばかりついてたらいつか天罰は下るもの。

次回はそんなお話をしましょうか。

 

私がこんな話をこうして堂々と人に話せるようになったのは自分がバカ正直な大人になれたからであって、まあその話もまたそのうち披露致しましょう。

ではまた。